MatplotlibはPythonを使ってデータ可視化をするときには避けて通れないライブラリだと思います。様々なグラフを簡単なコマンドで作成できますので、機械学習・ディープラーニングに限らず、データを扱う場合にはほぼほぼ登場してきます。
以前にもグラフ描画について書いたのですが、少しだけですが前よりも理解を深めることができましたので、改めて、使い方を整理してみることにしました。
インストール有無の確認
以下のコマンドの結果、何も戻ってこなければ、Maplotlibのインストールが必要です。インストール済みであれば、バージョンの書かれた行が戻ってきますのでので、以降の処理は全部スキップでOKです。
pip list | grep matplotlib
参考に、未インストールの状態でMatplotlibをインポートしようとすると、以下のようにエラーメッセージが出てきます。
python -c "import matplotlib.pyplot as plt" # > Traceback (most recent call last): # > File "<string>", line 1, in <module> # > ModuleNotFoundError: No module named 'matplotlib'
Matplotlibのインストール
インストールは非常に簡単で、以下のようにpipでインストールを行うだけです。(anacondaを使っている場合は、conda install matplotlib)
pip install matplotlib
インストールが無事に終了すると、pip listに表示されるようになります。( なお、表示されるバージョンは環境により変わってきます)
pip list | grep matplotlib # > matplotlib 3.3.4
また、エラーなくインポートできることも確認できます。
python -c "import matplotlib.pyplot as plt"